分配器はテレビ信号を均等に分ける機器です。
分配器を使用することで分配損失が生じ電波が弱くなり、ブースターが必要になる場合があります。
1端子電流通過型と全端子電流通過型があり、お住まいの状況によりお選びいただけます。
地デジとBS/CSの電波が各々の端子から混合出力され、レベルも均等に減少します。
分配することでどの程度レベルが減少するかは性能規格表の「分配損失」で確認できます。 同じ分配数の場合でも周波数が高いほど減少が大きくなるため、地デジよりも衛星放送のほうが信号減少が大きくなります。
| 周波数帯 | 2DCS | 3DCS | 4DCS | 2DLCS | 3DLCS | 4DLCS | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 分配 損失 (dB 以下) |
10~76MHz | 4.4 | 6.3 | 8.5 | 4.4 | 6.3 | 8.5 |
| 76~222MHz | 4 | 6 | 8 | 4 | 6 | 8 | |
| 222~770MHz | 4.3 | 7 | 8.3 | 4.3 | 7 | 8.3 | |
| 770~1489MHz | 5 | 8 | 9.8 | 5 | 8 | 9.8 | |
| 1489~2150MHz | 6 | 9 | 11 | 6 | 9 | 11 | |
| 2150~2681MHz | 7.4 | 11.5 | 12 | 7.4 | 11.5 | 12 | |
| 2681~3224MHz | 8.5 | 13.5 | 14 | 8.5 | 13.5 | 14 | |
出力端子の中のいずれか1端子から入力端子へ電流が流れます。 BS放送を見ない場合か特定の1台のテレビでしかBS放送を見ない場合は「一端子通電形」でも問題ありません。 右図の場合は常時BS・110°CS放送を視聴できるのはBのテレビのみです。
全ての出力端子から入力端子へ電流が流れます。
BS・110°CSアンテナにどちらのテレビからでも電気が流れます。
どちらのテレビからでもBS・110°CSアンテナへ電源を送ることができます。
複数のお部屋でBS・110°CS放送を視聴する場合は、こちらの分配器をお使いください。
(両方のテレビから同時に電気を送っても問題ありません。)
全端子通電型は配線する上での制約が少ないのでどちらを選べばよいか分からない場合や
BS放送を見たいなら「全端子通電形」を買っておいたほうが便利です。
分波器は混合器とは逆の性質をもっており、まとめられた電波をテレビのアンテナ端子にあわせて分ける機器です。
地デジとBS/CSの電波が指定の端子から分離出力され、分配器と比べ損失は少量です。

分岐器は信号を枝分かれさせて、分岐端子と出力端子にわける機器です。
分岐端子側(BR)の信号レベルは、出力端子側(OUT)に比べて弱くなります。
一般的にマンションなどの集合住宅で使用されます。
分配器や分波器の中には、テレビやレコーダー、電源部など
からの電源の供給状況をランプでお知らせする「通電ランプ」
を搭載した機種があります。
「通電ランプ」はテレビやレコーダー、電源部などから電源
供給をしている場合にのみ点灯します。
「通電ランプ」が点灯していなくても放送を受信(視聴)
出来る場合は、他の機器から既に電源供給がされているか、
電源供給が不要なため、「通電ランプ」が消灯していても問題
ありません。