WSSシリーズのカメラに搭載されているモーションセンサー(PIRセンサー)は、人や動物から発せられる赤外線(周囲との温度差)を検知する仕組みとなっています。
そのため、設置環境や天候によって反応が鈍くなったり、人以外の動きに反応したりする場合があります。
設置場所と角度の最適化が重要です。
センサーの検知可能エリア
最大検知距離
約7m
7mを超えると反応が低下
カメラ設置高さ約2mの場合
水平検知角度
80度
扇状の照射範囲内を検知
① 上から見た図(水平エリア)
② 横から見た図(垂直エリア)
検知しない・誤検知する原因
検知しない、または誤検知する原因としては以下が考えられます。
- 人の動線、侵入角度により検知しない
- 気温差の不足や障害物で遮蔽されセンサーが反応しない
- 人以外の熱と動きを検知している
① 人の動線と侵入角度について
PIRセンサーは、カメラの前を横切る動きを検知しやすい構造です。
最も検知しやすい動き
画面を横切るアプローチ
赤外線変化が大きくセンサーが最大感度で作動します。
検知しにくい動き
カメラへの正面直線アプローチ
温度変化を捉えにくく検知距離が大幅に短縮されます。
カメラ直下まで近づかないと録画されない場合があります。
② 気温差の不足や障害物の遮蔽
以下の場合は検知範囲が狭まったり、検知しないことがあります。
猛暑・夏の高温
外気温と体温の差が減少するため
外気温と体温の差が減少するため
窓ガラス越しの撮影
ガラス表面の温度を測定するため
ガラス表面の温度を測定するため
植木などの遮蔽物
死角が発生し検知漏れとなる
死角が発生し検知漏れとなる
③ 人以外の熱と動きを検知している
モーションセンサーは、人とそれ以外の熱や動きの違いを完全に判別できるものではありません。
次のようなものに反応することがあります。
室外機・排気口
温風や蒸気の移動を検知する
温風や蒸気の移動を検知する
道路の自動車
走行車両の熱放射に反応する
走行車両の熱放射に反応する
直射光・ヘッドライト
急激な光線変化を熱と誤認する
急激な光線変化を熱と誤認する
風で揺れる樹木
葉の揺れを検知する
葉の揺れを検知する
改善方法
① モニターで検知感度設定を変更する
検知感度設定方法についてはこちら
検知感度表示
人を検知しにくい場合:「高」
誤検知が多い場合:「低」
感度を変更しても、設置環境や天候によっては検知しにくい場合や、誤検知が発生する場合があります。
② 設置向き・カメラ角度の再調整
次のものが画面に映り込まないよう、カメラの向きを調整します。
- 室外機や給湯器の排気
- 風で揺れる植物や洗濯物
- 直射日光や西日
- 車のライトや街路灯
①、②をお試しいただいても思うように検知されない場合は「常時録画」もご検討ください。
まとめ
最適な検知性能を発揮するために「横切る向きの配置」「感度調整」「カメラ周辺の熱源除外」をご確認ください。


